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2011年4月 2日 (土)

2011年卯月。

午前中に3月12日からの新聞を整理した。

あれから毎日1面は衝撃的な写真ばかり。少しづつ日常に戻りかけていた気持ちが一気に引き戻された。頭がガンガンして、体の動きと脳の働きがバラバラになるような感じ。

街の中心部はどんどん日常に戻りつつある。

コンビニの窓には相変わらず目隠しの新聞紙が張られているけれど時間限定でオープンしているし、スーパーの行列もなくなってきて徐々に品数も増えてきた。

飲食店も時間短縮しながらも開店し限定メニューで営業している。

車もたくさん走っているし、人もたくさんいる。

震災前に比べたらまだ異常な状況なんだけれど、震災直後に比べたらこの3週間でかなり“日常”が戻ってきている。 仙台市の中心部の街は。。。

でもね、現実は現実じゃないくらいの現実なのだ。

現場を見てきた人たちはみんな言う。「テレビで観るのとは違う。ひどい、なんてものじゃない」って。

今回津波の被害を受けたところは私にとっても身近な場所だ。

よく遊びに行ったり、車で出かけるときはよく通ったり、友人知人の実家があったりする。

身近な人たちのご家族が、友人が、家が、津波に流され命を奪われ、消えてしまった。

連絡もとれずにいながら、遺体が見つかっただけでいい、なんてそんな現実、簡単に受け入れられない。火葬できただけでよかったって???

 

でも、みんな『自分は大丈夫だよ』って言う。

自分より大変な人がいるから、って。

震災はまだまだ終わってなくて、これからまたたくさんいろんな大変なことがある。

前を、上を向かなきゃいけないことはわかってる。

でもさ、やっぱりくるしい、、、くるしい?? ちがうな。。。

言葉にできない。

どうすればいいんだろう?

何ができるんだろう。

こんなに近くにいるのに、何も出来てない。。。

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コメント

苦しいっていう言葉じゃないよね、きっと。
今まで作られて使っている言葉は、全て体験に基づいた言葉で、未体験の感情はまだ言葉になってないと思うから。

停電もないエリアで、いくら胸を痛めても足りないことはわかっているけど・・・やっぱり想像できる中でどうしたらいいか考える日々です。

気仙沼や仙台の友人から、3日くらい前にYou Tubeで初めて震災の映像を見てビックリしたとメールがきて、「そうか・・あんなに映像が流れていてもみんな知らなかったんだ」って今頃驚いたり、やっとお風呂に入ったと聞いて、初めてお風呂がない生活をイメージしたりする自分が情けないよ。

マネージャーJちゃんも何やら動き出したけど、学者がやることはどうも机上の論理で、本当に必要なことに届いてないように思うので、辛い気持ちはもっと吐き出して、議論してばっかりの有識者に伝えて欲しいと思います。

これ、東北じゃなかったら、もっとみんなワガママで大変なことになってるに違いないよ。。。

投稿: hirorin | 2011年4月 2日 (土) 21時46分

ジツは福島にいる小生の身内は墓ごと流されてしまいました。

自分の無力さも感じます。

思うことは、「沖縄のばっちゃん達」です。
戦争であんなにひどい目を有っているのに、悲しい顔を隠し、あんなに笑顔で。

人間はもろくも有り、強いものです。

国内では「東北」を対象にしていますが、海外からは既に「日本の魚は・・・」「日本の水は・・・」「日本の・・・」と、「日本」を対象にしています。

そのことを、ジワジワと西日本でも気付いてきている筈。

日本の力を、総力挙げなければならんのです。

3.11は今は辛い日ですが、
3.11はきっと、「日本があの日から変わった!」って素晴らしい記念日になる。

ココが踏ん張りどころ、だよ。

投稿: 葛飾のオヤジ | 2011年4月 2日 (土) 22時24分

えぬこさんの「こんなに近くにいるのに、何もできてない」という言葉に、涙が出ました。
私は、東北方面に縁がほとんどありません。でも、えぬこさんのブログで、東北の「現実」に触れることができて、震災「後」の東北に思いを寄せることができていると思います。
地縁のない遠い人に、「今」を伝えてくれることも、その「今の苦しみ」をリアルに教えてくれることも、復旧・復興の具体的な動きじゃなくても、大事なことなのではないかと…そう思ってます。
えぬこさん、ありがとうございます。

投稿: きくちゃん | 2011年4月 7日 (木) 23時22分

>みなさま
返コメ遅くなってごめんなさいsweat01
 
>hirorinさん
私もライフラインが止まった生活なんて想像したことなかったし自分がそんな経験するなんて思いもしなかったので、今更ながらそのありがたさ、その為に働いてくれている方に感謝してます。
地震で失ったもの。せっかく生きているのに信頼関係なんかも含まれていてとても残念なことだと思うけど、得たものも多いと信じてがんばんないとね。
 
 
>葛飾のオヤジさん
お墓ごと・・・。辛いですね。
そしてその津波の威力を改めて実感します。
でも今、世界が日本のために協力してくれていて、日本の中でも全国から支援の人たちが来てくれていて、物資が届けられていて、人の偉大さも感じます。
ただ、もっとぐっと身近に目を向けるとやっぱり正視できない、言葉にできない現実があって、ホントに「何やってんだろう?自分は…」って思う。でもオヤジさんの言うように、ここが踏ん張りどころなんですよね。日本の力を信じてる(CMみたいsweat01
 
 
>きくちゃん
ありがとうございます。
そんなふうに言ってもらえると、少しホッとします。
津波などで甚大な被害を受けた方々に比べたら私は『被災者』でも『当事者』でもないように思うけど、それでもその近くにいる私にできることをしていきたいと思う。前面に出なくても現場に行かなくてもできることはあるんだよ、と言ってくれた人もいて、これからの長い道則を寄り添っていけたらと思ってます。

投稿: えぬこ | 2011年4月 8日 (金) 17時57分

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